車の無い車庫

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沖縄 オトナの社会見学 R18 単行本

沖縄 オトナの社会見学 R18 単行本(ソフトカバー) – 2016/4/26
仲村 清司 (著), 藤井 誠二 (著), 普久原 朝充 (著)

  • 単行本(ソフトカバー): 340ページ
  • 出版社: 亜紀書房 (2016/4/26)

沖縄の本当の歩き方、教えます。文化遺産からB級穴場スポットまで。基地問題から歓楽街まで。沖縄そばの隠れた名店から美味しい地元食材の市場まで…。沖縄本島を味わい尽くすにはこの一冊!決定版ディープ沖縄エッセイ&ガイドブック!巻末に社会見学マップと紹介スポットのリストを収録!

 

仲村 清司 :ウチナーンチュ二世の作家
藤井 誠二 :愛知県出身ノンフィクション作家
普久原 朝充 :那覇市生まれの建築士

 

 

沖縄 オトナの社会見学 R18

沖縄 オトナの社会見学 R18

 

 
【目次】 第1章:那覇編(前編) 路地裏の三バカ男、那覇のディープスポットを彷徨う
第2章:那覇編(後編) 旧那覇にアースダイブ! 幻想の古都を追う
第3章:普天間編(前編) 街歩きは地下を往け! 「子宮の歩き方」教えます?
第4章:普天間編(後編) 神世~王朝~昭和・平成 世替わり街道まんだら
第5章:コザ編 特飲街、米兵どもが夢の跡
第6章:金武・辺野古編 金武で豚の血にまみれ、辺野古で祈る
第7章:首里編 三バカ男、都大路をまかり通る
幕間:カラオケ/沖縄そば抗争/糸満ぶらり旅/辺野古ゲート前

 

 

 

藤井 

嘉数高台に登って普天間飛行場を眺めるような定型的なコースだけではなく、基地に付随する町も歩いてほしい。「基地の街」の現在の姿を昼も夜も見た方がいろいろなものを感じられると思うんです。反戦ツアーの後は那覇に戻って民謡クラブや沖縄料理屋で泡盛を呑むというのもいいけれど、そのまま基地の町に滞在するということを勧めたい。

普久原

 反戦ツアーで訪れる観光客も、投資だと思ってついでに地元で楽しんでほしいですね。要は、基地の街で米兵よりある種意味のあるお金を落とせばいいんですよ。そういうことも「運動」の一環になるんじゃないのかとふと思ったんですけどね。

藤井

 嘉数高台から普天間基地を見ると手前の方に見える一帯がもともと売買春街だった真栄原新町です。二〇一〇年前後から盛り上がった「浄化」市民運動で街は壊滅しました。賑わっていた頃の街の実態や戦後史については、拙著『沖縄アンダーグラウンド』(講談社より2016年春に刊行予定)を読んでいただきたいのですが、一九五〇年代に米兵相手にできた「特殊飲食街」で、占領していた米国のいろいろな規制やプレッシャーをかいくぐるかたちで沖縄の人たちや、観光客相手に切り換えてしぶとく生き残ってきた街です。
 近年、インターネットや風俗雑誌で取り上げられ、沖縄の「夜の名所」になってしまい、地元市民から「沖縄の恥」という声がこの数年で急速に高まり、警察や行政等が連動するかたちで取りつぶしにかかったのです。「ちょんの間」と呼ばれる売買春の店舗はそのまま残っていますが、だんだんとアパートなどに改築されつつあります。この「跡地」は歩いてみてほしい。とはいえ、売買春店はもちろん居酒屋等あいている店は一軒もありません。『沖縄アンダーグラウンド』(講談社)の取材のときに、九〇歳ぐらいの姉妹が二人で切り盛りしているおでん屋が街の一角にあって、夜に取材に行くと、たまにのぞきましたがなくなりました。看板だけ残ってます。

 

消えゆく沖縄 移住生活20年の光と影 (光文社新書)

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