民進党・玉木雄一郎「なぜ京産大が落とされたのかという問いの方が、問題の本質に迫れる」
民進党・玉木雄一郎「なぜ加計学園が選ばれたのかという問いより、なぜ京産大が落とされたのかという問いの方が、問題の本質に迫れる」
産経
学校法人「加計学園」(岡山市)の愛媛県今治市への獣医学部新設計画に関連し、同様に獣医学部新設を目指していた京都産業大学(京都市)は14日、獣医学部の新設を断念し、新たに生命科学部(仮称)を開設すると明らかにした。京産大が獣医学部新設の断念やその経緯を公表したのは初めて。
(略)
この日記者会見した京産大の黒坂光副学長は、今年1月上旬に内閣府などの告示で獣医学部の開学時期が平成30年4月だと知ったとし、「教員の確保などを考えると、タイトなスケジュールだった」と申請を見送った理由を明らかにした。将来的な設置も「獣医学部の教員数は限られている。今後も国際水準に資する教育を行う優秀な教員の確保は極めて難しい」と否定した。
読売
京都産業大副学長の記者会見での質疑応答
――不透明な決定という感触は無かったのか。ございません。
平成30年4月が無理だったということ。具体的にヒアリングでもいつというのは答えたことはない。平成29年3月末までに学部設置の認可申請を提出する必要があると。告示からスタートするとなると、3か月あまりで設置計画から教員の確保が必要になる。それはタイトなスケジュール。非常に学部を設置するには、期間があるようで短い。今回の平成30年の開設は、本学にとっては予期していない期日で難しかった。
「なぜ加計学園が選ばれたのかという問いより、なぜ京産大が落とされたのかという問いの方が、問題の本質に迫れる」
↓
京産大
「準備期間が足りなかった。」
↓
「 。。」
「なぜ加計学園が選ばれたのか」という問いよりも「なぜ京都産業大学が外されたのか」との問いの方が本質に迫れる。加計学園の特区認定の是非だけを取り上げると、抵抗勢力と戦って岩盤規制に穴を開けたんだと開き直るが、ではなぜ京産大にも認めなかったのかと聞くと、政府・与党はとたんに沈黙する。
— 玉木雄一郎 (@tamakiyuichiro) 2017年6月12日